コラム

ホットクック 減塩梅干し作り 失敗しない方法 ワーママ向け

今回は冷蔵庫で作る梅干しの作り方をご紹介します。この方法だと失敗せず、気楽につくれますよ!

6月~7月にスーパーに梅が並びます。青い梅は追熟してから作りましょう。
長雨で腐らないように冷蔵庫で作るんだね~

今回の梅づくりのポイント4つ

  1. 梅はホットクックで50℃にあらう
  2. 減塩梅干しを作る
  3. 梅は冷蔵庫で1か月保存し、その後干します
  4. 焼酎はつかわない
順にみていくよ~

梅を50℃あらいするメリット

・梅干しや赤紫蘇を50度のお湯で洗うことで、気功が開くのでゴミや土が落ちやすい。

・アク抜きになる。

<50℃あらいとは>

・50度のお湯で1~3分ほど野菜等を洗う方法です。

・温度が下がると雑菌が繁殖しやすくなるので、梅の場合は3~6分程度洗います。

ゴミがたくさん浮いてきますよ。その後ザルやキッチンペーパー等で水気をよく切ります。

ホットクックの温度設定は自由自在

ホットクックは35℃~90℃の範囲で温度設定ができ、鳥ハムやローストビーフ・甘酒(発酵関係)なども楽勝です!
今までは炊飯器や温度計を利用してたよね~

 

7月1日 梅干し(減塩)づくりスタート!

<材料>

  • 梅   1500g(黄色く熟した梅)
  • 塩   150g
  • 砂糖  50g
  • 赤紫蘇 1枝(1束)

<作り方>

  1. 梅干しのへたを爪楊枝でとる。
  2. ホットクックで50℃洗いをして水気をとる。
  3. ボウルに梅・塩・砂糖を入れて全体にまぜて、ラップをして重石等をおき冷蔵庫で梅酢があがるのを待つ。
  4. 赤紫蘇(葉だけ)が出まわったら購入し、50℃あらいをして塩でもむ。葉のあくをしぼり、3の梅に加えタッパーで8月の梅雨明けまで(1か月後)冷蔵庫で保存する。
  5. 4を干す。

 

通常は塩は18パーセントですが、今回は10パーセントの塩を使います。
冷蔵庫で保存するので腐敗の心配がなく、そのために減塩梅干しが作れますよ。

 

1日~2日で梅酢があがってきます。今回は梅と塩をあわせてから3日間冷蔵庫で放置していました。

 

冷蔵庫でどのように保存するか

ボウルに梅を入れてラップをします。
重石が重すぎると梅酢があがらない原因にもなります。かる~い重みで十分です。

 

梅酢が上がってくると腐敗の心配はないです~
赤紫蘇が手に入ったら、葉を50℃あらい、塩でもみます。(あくをしぼる)。これを梅にたして冷蔵庫にタッパーに入れて8月(上旬)まで待ちます。

 

なぜ砂糖を入れるの?

砂糖のチカラ(浸透作用を利用し)梅酢を上がりやすくするためだよ。これで失敗無し~

★甘いだけじゃない砂糖のチカラ 浸透作用(ジャムをつくる)の記事はコチラ

 

砂糖・塩の浸透作用を利用します。塩分10パーセントでも十分に塩がきいています。お子さんやご高齢のかたに減塩梅干しはおススメです。

 

8月6日 梅干しを干そう!

冷蔵庫で保存し1カ月経過、梅雨があけたよ~さあ、3日間干すよ~

<省ける工程>

  • 紫蘇はいれなくてOK(白梅干しになります)
  • 干さなくてOK(私は干したほうが好きなので干しますが、干さなくも食べれます)
紫蘇は干さないと、しょぱくて食べれません。これはふりかけの「ゆかり」になります。

 

出来上がり後の保存方法

  • タッパーに入れて冷蔵庫で保存します。
  • 食べるのは1カ月後だと味がなじみます。

 

まとめ

・梅干しは1500g程度が冷蔵庫で気軽につくりたい人向けの量です。

・ホットクックの温度設定は35℃~90℃まで自由自在です。

・ホットクックで50℃あらいすることで、ゴミ、よごれが落ちやすく、あく抜きにもなります。

・梅酢は塩と砂糖の浸透作用を利用し失敗なくあげましょう。重すぎる重石も失敗の原因です。

・梅干し作りは冷蔵庫で行うことで4つのメリットがあります。

①腐敗の失敗がない

②減塩梅干し作成ができる

③仕事の合間に作れる(量が少ないため)

④焼酎を使わなくて良い

・またデメリットは3つです。

①大量に梅干しを作れない

②伝統的保存食の塩分量ではなく、又砂糖が入る。

③冷蔵庫のスペースを梅干しにとられる 。

 

難しいそうなおばあちゃの知恵、保存食は実は冷蔵庫を使うと失敗なくカンタンです。
お読みいただきましてありがとうございました。
  • この記事を書いた人

marico

野菜充実!ホットクックで簡単料理・身近な野菜や乾物で手間なく作り置き

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