今回は学生さんが【自分のことを知る方法】の続きで検査についてご紹介します。
進路を考える最初のスタートは、自分のことを知ることです。
職業適性検査??学生なのに職業の適性がわかるの?詳しくおしえてください!!初耳だわ~。
自分を知ること=進路のスタート
社会経験のない学生さんは、自分の個性や適性(向き・不向き)に気が付きにくいです。自分を知るきっけけの1つに職業適性検査があります。
前回は親子の会話で「自分調べ」をすることを学んだわ。私も親に進路のことを、自分から相談していい事を知ったわ。
近くにいる人(親・先生・友人・地域)が客観的に共感を持って話題にすることで、学生は自分の進路を考えるきっかけになるんだったね!
職業適性検査とは?
いくつかの質問にこたえることにより、興味・関心などの観点から向いている職業や適性などがわかります。
自分の興味や関心がわかるのね!客観的に知らなかった自分を知ることもあるのね!
検査の結果は、進路や職業を考える参考として親子で活用してくださいね。
職業適性検査はいつ受けれるの?
高校1年生の春です。(富山県県立高校の場合 令和2年度は6月下旬)
高校で検査を受けます。結果は冊子になって持ち帰るので、家庭で進路や適性について話し合うきっかけや参考に使ってくださいね。
なぜ適職・適学を調べるのか
適職・適学とは自分に合った進路(学問・学術・専門領域等)ということなのね!
適職・適学は高校生が必要としている情報であり、自分の興味・適性を生かし、社会に貢献しようとすることは、自分にとっても社会にとっても幸せなことでだからです。
もちろん大学や専門学校等の退学や失業率・離職率の問題もあるけれど、社会に出れなくて困っている若者も多いのかな。
文科省リーフレット(一部)
自分のこれからのことについて、学力試験の成績、検査と私の思い・好きな事など家族と話題にあげて、話し合うことが大切なのね!
高校生のとき「役に立った」と感じ、卒業後に「もっと指導してほしかった」内容は?
- 自分の個性や適性(向き・不向き)を考える学習
- 進学にかかる費用や奨学金についての情報
- 社会全体のグローバル化(国際化)の動向についての学習
出典 ■平成29年 文部科学省 高校生のころにしてほしかったキャリア教育って何?
自分の興味や適性(向き・不向き)について悩んで、困っていた学生がいるんだね。
高校生の進路を考えるスタート=自分のこと(興味・適性)を知ること
どんなことに向いているのか? 何なら興味をもってやれるのか?という問いかけを親子ですることだね。
ひとりで考えるよりも、家族と話すことで思考が整理でき、【言葉に出すこと】と【職業適性検査】や【自分が思っていること・好きな事】などカフェなどで話し合うとよいですよ。
★自分の職業を考えるうえで大切な図(スーパーの職業適合性)
学校以外に気楽に適職適性検査はできますか?
学習サイトで気楽な検査があります。この他にもたくさんあります。
★ベネッセ 適職適学チエック
★スタディサプリ進路 自己分析
※私のカウンセリングでは日本マンパワーのCPS-J(興味検査・能力自己評価検査)を使用し、学生さん(高校生~)の適職領域等を知り、自分を知るきっかけにして頂けたらと思っています。
そのほかに自分を知る為には、家の環境や自分の行動もチエックしてみると良いよ。本棚の本のジャンルや毎日の行動の特徴など振り返るのもOKです!
僕は人に喜んでもらうことが好きだし、よく料理を作るからラーメンをつくって人に喜んでもらいたいな。人に教えるのは嫌いだけど、話すことは大好きなんだ。
職業は【人とモノ】の2択でまず考えると楽ですよ。「人」が好きだから、方法として「モノ」を作りたいのね!いい自己分析だわ♡
まとめ
学生さんは社会経験がないため、進路・学部選択にサポートが大人より重要です。
- 自分の興味・適性を知ることは進路選択のスタートです。
- その1つに「職業適性検査」があります。
- 検査は高校1年(富山県の場合)に学校で受けます。
- 検査結果は参考の1つとして気楽に話題にあげてください。
【ポイント】
- 進路・学部・専門科・就職を選択=心(言葉)を聴いてあげることが大切です。
秋の文理選択の前に職業適性検査があるのね。個人の興味と関心は一人ひとり異なり、職業と進路は関係があるのね。
保護者さまは、将来の職業生活の見通しを立てて進学先を一緒に考えて支援しよう!と思うことが大切です。♡
お読みいただきありがとうございました。