今回は学生さんが【自分のことを知る方法】についてご紹介します。
進路を考える最初のスタートは、自分のことを知ることです。
目次
自分を知ること=進路のスタート
社会経験のない学生さんは、自分の個性や適性(向き・不向き)に気が付きにくいです。
近くにいる人(親・先生・友人・地域)が客観的に共感を持って話題にすることで、学生さんは自分の進路を考えるきっかけになります。
①【客観的にわからないもの】
興味・価値観
自分ひとりでは興味・価値観は気が付きにくい。
②【客観的にわかるもの】
学力(偏差値・テスト)
文科省リーフレット(一部)
高校生のとき「役に立った」と感じ、卒業後に「もっと指導してほしかった」内容は?
- 自分の個性や適性(向き・不向き)を考える学習
- 進学にかかる費用や奨学金についての情報
- 社会全体のグローバル化(国際化)の動向についての学習
出典 ■平成29年 文部科学省 高校生のころにしてほしかったキャリア教育って何?
高校生の進路を考えるスタート=自分のこと(興味・適性)を知ること
自分調べをしよう=自分の過去をリサーチする
次の4つの時期にわけて、8つのことについての体験を思い出してみましょう。
●AO入試等の取り組みのスタート=自分調べ
●学部・専門学校の決定=自分調べ
【4つの時期】
- 幼少期
- 小学校
- 中学校
- 高校
【8つの調べる内容】
- 環境(場所や人について)
家族・学校・地域・友人・先生・地域等 - 自分の性格や人柄
- 興味・趣味・遊び・日常よくしていること
- 旅行
- 工作・勉強・自由研究
- 習い事・部活動・ボランティア
- 本・映画・テレビ番組
- 印象に残るニュースや事件
【学校で取り組む自分調べ】
- 1/2成人式(小学校)
- 自分の幼児期からの育ちを知ろう(中学・家庭科)
家庭で赤ちゃん時代からの写真を選び、レポートに張り付け、どんなことが好きだったか等の興味や環境をリサーチします。
- 自分史のレポート作成(高校・入学前の宿題)
- その他(授業・14歳の挑戦・面談など)
まとめ
学生さんは社会経験がないため、進路・学部選択にサポートが大人より重要です。
【自分を知ることとは】
- 進路・学部・専門科を選択するスタートです。
- AO入試等のスタートです。
- 学生さんひとりではできません。
- 小学校~高校までレポート等(授業や面接含む)を行っています。。
【ポイント】
- 進路・学部・専門科・就職を選択=心(言葉)を聴いてあげることが大切です。
お読みいただきありがとうございました。